ディジタル電子回路のノイズ対策
ノイズ発生のメカニズムを理論的に解析できる技術を身に付ける

コース名
カリキュラム
ディジタル電子回路のノイズ対策
カリキュラム欄を参照
訓練内容 EMCに関する計測量、コモンモードノイズ、ノーマルモードノイズについての理解を深めるとともに、主にディジタル回路から発生するノイズ対策についての実践技術を習得します。
定員 10人
受講料 22,000円
持参品  
講師 有限会社イーエスティー 代表取締役 鈴木 茂夫
対象者 ノイズを理論的にとらえたい方向けのコースです
備考 人気コース お申込みはお早めに
コース No. 日程 時間 申込状況 備考
E1011 7/30(水)〜8/1(金) 9:15〜16:00 受付を終了しました  
E1012 10/22(水)〜24(金) 9:15〜16:00 受付を終了しました  


カリキュラムの概要
教科の細目
内容
1.EMCの知識 (1)EMCに関する計測量
(2)電磁波の性質と特性インピーダンス
(3)ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ
  •  イ.ノーマルモードノイズの発生とその大きさ
  •  ロ.コモンモードノイズの発生とその大きさ
2.ディジタル回路から発生するノイズと対策 (1)クロックパルスの周波数スペクトラム
  •  イ.矩形波のスペクトラム
  •  ロ.スペクトラムレベルの改善
(2)電源ライン(パターン)への対策
(3)GNDの対策
(4)パスコンの効果
3.測定実習 (1)ダンピング抵抗の効果
(2)パスコンの最適値と決定法
(3)コモンモードノイズの測定
4.プリント基板のノイズと対策 (1)パターンの特性インピーダンス
  •  イ.プリントパターンの特性インピーダンス
  •  ロ.インピーダンス・マッチング
(2)基板に接続するケーブル
  •  イ.ケーブルの種類とノイズに対する効果
  •  ロ.同軸ケーブルの構造と特性インピーダンス
(3)ノイズ対策部品
  •  イ.フェライトコアの特性と活用について
  •  ロ.フィルタの特性と活用について
    (EMIフィルタ、電源ラインフィルタ)
(4)シールドの効果
  •  イ.シールド材と電磁波の関係
  •  ロ.電子機器の筐体のシールド対策
使用機器等 基本測定器、スペクトラムアナライザ、実習用ボード