実習で学ぶ高周波回路の設計と製作
実習とシミュレーションにより高周波回路の設計手法を徹底解説

コース名
カリキュラム
実習で学ぶ高周波回路の設計と製作
カリキュラム欄を参照
訓練内容 高周波回路の概念と解析手法についての理解を深め、高周波回路の設計・製作・評価に必要な実践技術を習得します。
定員 10人
受講料 30,000円
持参品 関数電卓
講師 アイラボラトリー 代表 市川 裕一
対象者 基本的な電気・電子回路のわかる方
備考  
コース No. 日程 時間 申込状況 備考
E2111 11/18(火)〜20(木) 9:15〜16:00 受付を終了しました  


カリキュラムの概要
教科の細目
内容
1.電磁波帯域とシステム例 (1)高周波と電磁波帯域
  •  イ.高周波システムについて
2.高周波回路の理論とマッチング回路の設計 (1)高周波回路と交流回路
  •  イ.インピーダンスとアドミタンス
  •  ロ.波長と波長短縮、電気長
(2)分布定数回路と特性インピーダンス
  •  イ.スミスチャートを活用したマッチング回路の設計
  •  ロ.インピーダンス測定と実際のマッチング調整
3.受動部品の特性、振舞いとパターン設計 (1)現実の受動部品の特性と測定法・評価
  •  イ.理想的な部品と現実部品の違いについて
(2)伝送線路と特性インピーダンス
(3)各種スタブの特性と電磁界解析による検証
(4)パターン設計
  •  イ.高周波回路用基板と特性インピーダンス
  •  ロ.コーナー部の形状とその影響
4.回路設計 (1)回路設計とシミュレーションによる解析
  •  イ.伝送線路フィルタ
  •  ロ.アンプ(ローノイズアンプとパワーアンプ)
  •  ハ.スイッチ(SPSTとSPDT)
  •  ニ.ミキサ(受動ミキサと能動ミキサ)
  •  ホ.発振回路(LC発振回路とその応用回路)
(2)測定と評価、設計上の注意点
5.総合課題 (1)LCフィルタの設計
  •  イ.LCフィルタの設計および基板への実装
  •  ロ.ネットワークアナライザによる回路特性の
      測定と評価
(2)スイッチ回路の設計
  •  イ.スイッチ回路の設計および基板への実装
  •  ロ.ネットワークアナライザによる回路特性の
      測定と評価
使用機器等 基本測定器、ネットワークアナライザ、実習用ボード、はんだごて
<ソフト>回路シミュレータ(Ansoft Designer)