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アビリティ訓練を受講して
建築CAD・住環境コース(住環境計画科) |
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平成24年9月修了/男性/39歳/前職:経理事務
■受講動機
前職を辞めた後、手探りをしながら就職活動することを不利と考え、ハローワークで職業訓練の相談をしたときに紹介を受けました。
受講を決めたのは入所希望者向けの説明会でした。
科の先生はこのコースで学べる内容を「実際の企業からニーズの高い知識とスキルである」と力強く説明してくれました。
「今のままで再就職できるだろうか?」と不安で自信のない状態でしたが、先生の説明を聞いて「ここでなら次の仕事を見つけられるかもしれない」という気持ちになり、受講を決意しました。
■受講した感想など
建築関係の知識は全くありませんでした。
しかし、先生の豊富な知識を分かりやすく説明して頂くことで、住宅の基本的な構造からリフォームのプランニング、そして実際の施工まで理解することができました。
個人的には製図の課題が楽しく、まさに時を忘れて没頭しました。
課題は提出期限もあり大変でしたが、自分の手で書くことは後に習うCADでの製図作業の何倍も楽しく感じました。
そして私にとって最も大きかったことは就職活動に対するバックアップ体制の充実でした。
再就職する上で「自分の心を整理」する必要のあった私は、訓練中に担任の先生・就職アドバイザー・心理カウンセラーの皆様から様々な助言を受け、再就職の準備を整えることができました。
また、訓練期間中に知り合った仲間達との出会いにも助けられました。
大学でもありえないほどの幅広い年齢層の方々と話し、様々な職業の経験や考えを聞けたことで物事を考える幅が広がり、再就職の大きな手助けとなりました。
担任の先生が初日に「人生を変える6か月にしましょう!」と言ってくれました。
人生を変えるのは結局自分自身なのですが、変えたい想いがあれば叶えられる環境がポリテクセンターにはあると思います。
平成24年9月修了/女性/31歳/前職:一般事務
■受講動機
30代を迎えて転職を考えたとき、将来のことを見据えて手に職がつけられる今までとは違った職種に就こうと決めました。
前の会社は土木会社でした。
設計者の技術、それを補佐する人たちの姿を見ていて、人の生活に役立つ公共のものづくりがしたいと思いました。
CADオペレーターとして、そういった仕事に携われたらと思いハローワークに相談したところ、未経験者のスタートでは受け入れる企業が少ないということで、職業訓練校を紹介されました。
CADの授業もあるのを知って、説明会に参加することにしました。
そこで、CADはあくまでもツールであって、ものをつくる過程とそれを設計するという基礎づくりが重要なのだと気付かされたのが、入所のきっかけとなりました。
■受講した感想など
様々な業種と経験、幅広い年齢の個性的な20名がその教室にいました。
日々、充実した授業とはじめて聞く言葉、課題の提出に追われ、わからないこともいっぱいありました。
そんななかで、クラスの人同士で話しあったり、教えてもらったり、励まされたり、先生の明快な回答にみんなが納得したりで、大変な毎日ではありましたが徐々にクラスの雰囲気が良くなっていくのが目に見えてわかりました。
後半の3か月は、前半で教わったことをもとに実際に模擬家屋を建てる授業です。
凄いと思ったのは、家を建てるほぼ全ての課程を習得することです。
工程表をつくり、建築関連のどの仕事にも就くことができるよう考えられたカリキュラムになっています。
同時進行で就活も本格的にはじまりますが、サポート体制が整っているので、丁寧に的確なアドバイスをしてもらえ落ち着いて就活に取り組むことができました。
座学だけでは学び得なかったことを施工実習することでわかることも多くあり、一つ一つの過程が圧巻です。
なかなか工程どおりにはいかず、家を建てる大変さを思い知らされるばかりでしたが、先生はそれも訓練目的の一つだと言って前向きにさせくれました。
面接等で作業人数も毎日まちまちでしたが、自然と助け合うことが当たり前になっていて、修了するのが寂しいくらいにクラスが一体となって一つの目的に向かって取り組んでいました。
入所時は、本当にこの道に進んでよかったのかと不安に思うこともありましたが、たくさんの意味で得ることも多くあり、訓練を終えた今となっては、このタイミングでこのコースを受けられて良かったと心から思えた6か月間でした。
先生方、就職のアドバイスや手続きをしてくださった職員の皆様、そして毎日楽しく過ごすことができたクラスの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
お陰さまで気持ちよく新しいスタートラインにつけました。
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