利用者の声・新聞等掲載記事
ベテランの技術を新任営業マンに教えるときのギャップを埋めるのに能力開発セミナーがとても役立っています!


事業主の声(在職者訓練受講者の所属企業)



 株式会社三葉電熔社
  代表取締役 尾崎 洋 氏


 弊社では溶接製品を量産をするための機械である特注自動溶接設備をプロデュース販売しています。特に弊社のエンジニアリング営業担当は、お客様の生産技術部と打ち合わせをしながら特注の仕様を決めていくという特徴があります。その仕事柄プロ対プロの打ち合わせになりますので、非常に経験値が重要になってくる仕事で、ベテラン営業マンほど重宝されるという特色があります。溶接方法というものは非常に多岐にわたる現象と技術を理解していなければ良い溶接ができないからです。

 一方で新任営業マンはこれらの情報を習得したいのですが、ベテラン営業マンは業務に追われ、きちんと腰を据えて後輩を教育することはできません。特に弊社のように従業員十数名程の会社ではその傾向が強く、どうしても現場に一緒に出てベテラン営業マンがやっている業務を見て見よう見まねで覚えていってもらうしかないのです。

 これはこれで昔ながらのやり方でよいのですが、問題はベテラン営業マンがやっている業務は大抵レベルが高すぎます。知識や経験が浅い新任営業マンにとっては、話している用語、図面に書いてある記号、見方や読み方、考え方、これらがわからないので、せっかく先輩について行ってもその場では全く分からず、あとで一からから先輩に聞くというスタイルにならざるを得ません。これでは理解に相当な時間がかかってしまいます。

 こんな状況を何とかしたいと、必要な知識や技術を教えていただける研修を色々探してましたが、弊社のような業務の研修を実施しているところはなかなか見つからずにいました。ネットで検索をしていたら、たまたまポリテクセンター関東の能力開発セミナー一覧を見て「これだ!」と直感的に感じまして、実際に私自身受講申込みをし、「機械製図」の形状編、寸法・公差編の両セミナーに参加させていただきました。

 講師の方には両セミナーともお世話になりましたが、本当に丁寧に教えていただけました。特に現場で必要になる部分が詰まっていると感じました。やはり、教えることは教えるプロにお願いするのが正解です。これなら新任営業マンを参加させて勉強させるには最も効果的と判断し、これからは全社営業マンの教育の一環として参加させる方針です。

 知識や技術を備えておけば現場で何を話しているのかがわかりますので理解のスピードが飛躍的に向上します。そこからベテラン営業マンにどんどん成長していってもらいたいと考えております。

 ほかにも利用したい能力開発セミナーはいくつかありますので、これからもポリテクセンター関東を利用させていただきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

平成25年10月