利用者の声・新聞等掲載記事
アビリティ訓練を受講して
電気設備コース(生産システム技術科)

平成24年3月修了/男性/30代/前職:旅行業

■受講動機
学生のアルバイト時代から趣味が高じ、旅行業一筋できました。やりがいや充実感は申し分ない程ありましたが、業界そのものの先行きに不安を感じ始めた矢先、東日本大震災の影響で離職しました。
@インフラに携わる仕事に就きたい、A形があるものを扱いたい、B転職するなら異業種、C30歳が異業種へ転職できるリミット、D異業種は未経験、E基礎知識の習得が必須、このような条件で入所説明会で詳しい説明を聞き、電気の基礎を学べる「電気設備コース」の受講を決意しました。

■受講した感想など
「今まで、どうして理系の勉強を避けてきたんだろう?」、優等生とはお世辞でも言えませんが、私の率直な感想です。
典型的な文系人間の私、当初は講義を理解して付いていけるのか、他の訓練生の足を引っ張らないか不安だらけでしたが、心配には及びませんでした。
いざ講義が始まると、聞くこと、見ること、やること、どれも初めてのことばかり、難しい内容も多々ありましたが、時には雑談をしたり、時には叱咤激励して下さるプロフェッショナルの先生方に親切丁寧に教えて頂きました。
また実習(実技)では、電気工事士試験の実技課題や制御盤作製、またPLC等を使った制御など、実務に携わらなければ普通はできないことばかり、貴重な経験を積むことができました。
そして違う意味で大きな財産になったのは、年齢が違えば今までの経験も違う十人十色が集うクラスの中で、講義の解らない点を教えあったり、就職の話やプライベートの話を本音でできる、これから先も付き合っていける良き「仲間」に出会えたことです。

ポリテクセンター関東での約6か月間は私の人生の中で、とても有意義な時間であり、今後も素直にそう思い続けることができると思います。
いよいよ職場で実践ということになり、勉強の日々は続きますが、ポリテクセンター関東で学んだ基礎があるからこそ、その上に積み上げていけると確信しています。
色々とお世話になり、本当にありがとうございました。




平成24年3月修了/男性/30代/前職:システムエンジニア

■受講動機
転職にあたって以前の仕事とは違った何か新しいことをしたいと常々考えていましたが、実際にどのような業界を選ぶか迷っていた時にポリテクセンター関東と出会いました。
説明会に参加したところそこで刺激を受け、あらためて自身を見つめなおすことができました。
説明会の中で私はこの電気設備保守の職に興味を覚え、仕事に就くための経験を少しでも積みたいと考え、電気設備コースを受験しました。

■受講した感想など
私は文系でありましたが、先生や仲間の手助けもあり、授業についていくことができました。
結果的に、第2種電気工事士に合格できるだけの実力を身につけることができたと思っています。
特に実技面は独学では難しく、大変助かりました。
教室の雰囲気が非常によく、勉強のことに限らず就職活動についても情報交換を行うことができたことがありがたかったです。
それにより最後までモチベーションが高いままやり遂げることができました。
クラスの中で自分が就職したい業界で働いた経験がある方がいて、直接現場の声を聞くことができたのもありがたいと思っています。
また、履歴書の書き方から面接の受け方まできめ細かい指導があったおかげで無事就職をすることができました。
これからはポリテクセンター関東で身につけた知識・技術をさらに発展させていきたいと思っています。




平成24年3月修了/男性/27歳/前職:組込み系ハードウェアの設計、デジタル回路設計

■受講動機
前職では組み込みハードウェアの設計を行っていましたが、会社の経営悪化と業界に不安を感じ、例え会社を辞めても資格を使って認められる仕事がしたいと思い転職を決意しました。
そこで、前職の電気の知識が生かせる電気工事士の資格を取りたいと思い、第2種電気工事士の内容に力を入れている電気設備コースの受講を希望しました。

■受講した感想など
講義のほとんどは実技中心で、課題として信号機の動きを制御する回路を組み上げたり、配線盤を使ってモーターを動かしたりと実践的な内容ばかりで、非常に楽しく受講することができ訓練中は充実した毎日を送ることができました。
第2種電気工事士の資格も筆記、実技ともに合格レベルまで達することができました。
就職の面も就職担当の先生方に履歴書、職務経歴書の添削や模擬面接など就職に関わること全てにアドバイスを頂き無事、希望の職種に就くことができました。
一人ではここまでできなかったと思います。どうもありがとうございました。
また、訓練中は学生時代に戻ったようで、一日中勉強できることが非常に貴重なことだったと身を持って知りました。
これから受講する人たちも、この貴重な時間を後悔しないように頑張ってください。