利用者の声・新聞等掲載記事
アビリティ訓練を受講して
電気設備コース(生産システム技術科)

平成25年9月修了/男性/20代/前職:機械製造

■受講動機
前職は、学生時代機械工学を専攻していたことから機械製造メーカーにて食品機械の製造を行っていました。
仕事のやりがいも同僚にも恵まれた会社でしたが、一身上の都合により退職しました。
その際、職業訓練校にて電気について学べるコースがあることを知りました。
受講しようと思った理由は@前職にて、良い技術者は機械の知識と同様に電気の知識を知っている必要があるということを痛感していたA次の仕事は機械のメーカーにこだわらず、電気関連の仕事もトライできる知識を身に着けたい、以上の理由から「電気設備コース」を受講することにしました。

■受講した感想など
とても充実した半年となりました。
様々な年齢層、様々な職業経験の人たちと交流することができ、仕事情報の交換や共有をすることができました。
授業終了後は、就職活動や資格の勉強などの時間もあり、そうしたことも充実した毎日の理由にもなったと思います。
クラスメイトの中には、第一種電気工事士、ボイラー、冷凍機械、危険物などの資格をトライしている人もいました。
授業では第二種電気工事士の受験対策の講義がありました。
先生方の分かりやすい授業やフォローもあったため、私のクラスメイトで受験した人は全員合格できました。(もちろん個々で努力して勉強していましたが・・・)
他にも機械で必要なPLCの技術、インバーターやサーボモータの知識など、難しくはありましたが為になりました。
就職に関しては、私自身は友人の紹介でスムーズに電気工事会社に就職することができました。
しかし苦労しておられる方も結構いました。
でも、クラスの仲間・就職担当の方たちのサポートもあるため、個人で就職活動をされている方々に比べたら雲泥の差だと思います。
このような訓練校で勉強できたことに感謝し、学んだ知識や技術をこれからの人生で生かしていきたいと考えています。
半年間お世話になりました。


平成25年9月修了/男性/40代/前職:システムエンジニア

■受講動機
長年コンピュータソフトウェアの開発をしていましたが、不景気の為仕事が無くなり退職し、就職活動をしましたが、年齢の為か見つからず長期化してしまいました。
そこでハローワークで、「職業訓練を受けてみないか?」「電気工事士の資格を取らないか?」と言われ、職業訓練校の事を知り応募しました。

■受講した感想など
アマチュア無線の資格は持っていたのですが、電気設備コースに入所して訓練について行けるかどうか心配でしたが、なんとか修了できました。
また、年齢層が自分よりも若い人が多いので浮いてしまわないか心配でした。
訓練を開始して2か月間、訓練が終わった後に図書館に行き、第2種電気工事士の学科の勉強をする毎日が始まりました。
土日も、どちらか一日は図書館に行っていました。
こういった資格取得に集中できる環境も、訓練校があったからだと思います。

6月になり、電気工事士の学科試験が終わり、次の2か月は電気工事士の実技試験、ボイラー技士の勉強が始まりましたが、中間発表や就職活動(準備)も加わり、まったく資格取得の勉強ができませんでした。
8月になり本格的に就職活動へ突入し、夏場の就職活動は大変でしたが、なんとかビル設備会社から内定をもらうことができました。

今後、ポリテクセンター関東のような訓練校で、職業訓練を自由に受けられるような環境をどんどん作ってほしいと思います。