アビリティ訓練(離職者訓練)

CAD設計コース
(機械CAD設計科)のご案内

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チェックポイント

機械図面を理解し、2次元CADによる機械製図と3次元CADによる機械部品のモデリング、様々な手法などを学ぶことで、製品設計における3次元CAD利用技術を身に付けませんか!!

就職率
92.3%
(H25年度実績)
関連職種
機械設計、機械設計補佐、CADオペレータ
訓練要素
機械製図、2次元CAD(AutoCAD2006)、3次元CAD(SolidWorks)

訓練の概要
(訓練により習得できる技能等)
修了者の主な就職先
受講要件 賃金情報
受講料 訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
受講者の入所前の職種と
修了後に就職した職種の例
修了時に取得できる資格
訓練に関する職種と仕事内容 任意に取得できる資格
就職率 修了後の就職支援・スキルアップ


当センターでは、訓練内容や指導方法に関する知識・ノウハウを有する講師陣が、受講する方々の確かな職業スキル習得をバックアップしております。詳細はこちら

訓練の概要(訓練により習得できる技能等)

近年、3次元CADは機械設計分野では必要不可欠なツールになっています。また、そのデータは製造・解析・プレゼンテーション等に幅広く利用され、さまざまな分野で普及しています。
訓練では、まず機械製図を学び、2次元CADの図面作成技法や活用方法を習得します。そして3次元CADにおいて、製品の設計意図を的確に反映させたモデルデータの作成手法、部品を設計しながらモデリングする際の正しい考え方、種々のアセンブリ手法等を習得します。さらに、ここで学んだ知識を活かして総合的な課題を通じて、CADの運用方法を検証し、3次元CAD活用技術を習得します。


訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像
  1. 機械図面を理解し、2次元CADを活用した高度な機械図面データの構築、および3次元CADによる機械部品・装置のモデル構築ができる
  2. 機械設計を行うに必要となる関連知識を身に付け、3次元設計・製造支援ツールを活用した機械設計・製造業務またはその支援業務ができる。
    訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像 訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像

総訓練時間

668時間


1ヶ月毎の訓練到達目標

1.「機械製図」
1.「機械製図」■内容
機械製図の基礎知識を習得し、図から品物の形状を把握できることを目指します。また品物の形や機能を正確に伝えるために、的確な図面が描けるようになることを目指します。

■項目
・機械製図概論
・図面の基礎知識
・図面の読み方と描き方
・機械要素

■主な使用機器・使用ソフトウェア
・製図道具



2.「2次元CAD」
2.「2次元CAD」■内容
汎用的な2次元CADの操作技法を学び、CADによる製図を行います。またCADならではの図面構築手法を習得します。

■項目
・2次元CAD概論
・CADを用いた作図手法
・機械製図のための環境設定
・図面データ構築法

■主な使用機器・使用ソフトウェア
・AutoCAD 2010


3.「3次元CAD」
3.「3次元CAD」■内容
3次元CADの操作技術を学び、CADによるモデル作成、アセンブリ構築(3次元組立)および図面化の知識・技術を習得します。

■項目
・3次元CAD概要
・モデリング、アセンブリ、図面化

■主な使用機器・使用ソフトウェア
・SolidWorks 2010



4.「3次元CADを活用した機械設計実習」
4.「3次元CADを活用した機械設計実習」■内容
ある品物の用途・能力・性能を推測することで、品物の基本構成・設計意図を読み取ります。そしてその設計のプロセスを再現し、3次元CADを活用しながら機械設計を行うための知識・技能を習得します。

■項目
・設計プロセス再現実習
・3次元CADによる設計プロセス再現実習
・機械工学関連の基礎

■主な使用機器・使用ソフトウェア
・AutoCAD 2010
・SolidWorks 2010


5.「総合課題」
5.「総合課題」■内容
課題を通して、仕様決定から構想設計・詳細設計、部品製作、組立、試作・評価までの流れを実践的に体験することにより、ものづくりにおいて必要となる技能・技術と関連知識を習得します。

■項目
・3次元CADを活用したチーム設計
・装置の試作、評価

■主な使用機器・使用ソフトウェア
・AutoCAD 2010
・SolidWorks 2010







受講要件

過去の経験等
特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル
CADの授業でパソコンを使用しますので、パソコンを使用したことがある方(起動・終了、ワープロソフト、表計算ソフト)は、さらに訓練効果が期待できます。

各訓練科共通要件
・再就職を目指し、職業訓練の受講に強い意欲のある方
・就職を目指す職種と志望訓練科(内容)とに整合性がある方
・心身ともに職業訓練の受講に支障がなく、協調性のある方




受講料

無料です。
ただし、テキスト代として7,000円程度は、実費負担となります。



受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

当該訓練分野の経験が無い方でも、下記のような関連職種に就職されています。

(前職)   (修了後の職種)
・営業  →  ・設計補助
・一般事務  →  ・CADオペレーター
・機械設計  →  ・3次元CADによる機械設計




訓練に関する職種と仕事内容

主な職種
(1) 機械設計技術者(設計補助含む) (2)CADオペレーター

(1) 機械設計技術者の仕事
ものをつくるには、その製品の必要性や新しいことを考える「発想・構想」があります。そして、実際の構造や形状を考えていく「設計」があります。つまり機械設計とは、発想や構想を具現化するために様々なことを検討していく仕事です。

(2) CADオペレーターの仕事
さまざまなものをつくりだすためには、そのイメージを伝えるスケッチや設計図が必要です。以前はトレーサーが手描きで設計者の下書き設計図を写して、製図をしていました。最近はコンピュータの専用ソフトを使って、製品の図面や形状をパソコン上で作っていくのが、CADオペレーターです。


職種との相性(こんな方に向いている!)
・"ものづくり"に興味があり、何かを作ったり組み立てたりすることが好きな方。
・物事を理論的に考え、計算することが好きな方、得意な方。
・パソコン操作を使った仕事や細かな作業が好きで、なおかつ"ものづくり"に興味がある方。


訓練により就職可能な主な仕事
・機械分野の設計・開発業務
・CADやCAEを使った設計補助業務
・CADオペレーター業務


求人票に記載されている職種名
機械設計技術者、設計補助者、機械技術者、機械メンテナンス、メカエンジニア、生産技能職、製造職、生産技術職、生産管理職等


就職後の仕事例(求人票より)
・自動車内装用の樹脂製品の仕様検討から開発設計および評価業務。
・医療用検査装置の機械設計。
・自動車部品生産技術、図面を見て製造工程を理解する。



就職率

92.3%(平成25年度実績)



修了者の主な就職先例

・(株)インテリジェンス
・(株)アウトソーシングテクノロジー
・長野油機(株)
・ジャパニアス(株)
・河西テクノ(株) 他



賃金情報

給与総支給額(月額) :未経験者
・ 機械設計技術者
    約18万〜45万円

・CADオペレータ
    約15万〜30万円



訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練で習得した機械製図の知識や2次元CADによる機械図面作成、3次元CADによる機械部品のモデリング・アセンブリ(3次元組立)・図面化の技能及び設計手法により、就職先の企業では、設計担当者やその補助業務、CADのオペレーター等として、活躍しています。



修了時に取得できる資格

特にありません。



任意に取得できる資格

訓練期間中に習得した知識と技能を活かして個人が任意に取得可能な資格の一例です。
(※なお、受験資格等の詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。)

■ CADトレース技能審査 (中央職業能力開発協会)
■ CAD利用技術者試験(社団法人コンピュータソフトウェア協会)
■ 機械設計技術者試験(社団法人 日本機械設計工業会)



修了後の就職支援・スキルアップ

就職支援
修了時未就職の方々に対しては、修了後も求人情報の提供等の就職支援を行っています。

スキルアップ
就職した方々は、当センターで実施している短期間の能力開発セミナー(有料)を受講しています。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っていますので、お気軽にご相談ください。




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