アビリティ訓練(離職者訓練)

電子回路コース
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チェックポイント

身の回りの家電製品に埋め込まれているコンピュータやその周辺の部品について学びながら、回路設計技術者(アナログ回路、ディジタル回路等)への就職を目指しませんか?

就職率
75.0%
(H25年度実績)
関連職種
電子機器組立技術者
回路試験・評価技術者
回路設計、回路設計補助
半導体技術者(LSI設計技術者)
基板設計技術者
制御システム設計
訓練要素
電気・電子回路
アナログ回路基礎設計技術
ディジタル回路基礎設計技術
アナログ応用回路設計技術
ディジタル応用回路設計技術
応用課題

訓練の概要
(訓練により習得できる技能等)
修了者の主な就職先
受講要件 賃金情報
受講料 訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
受講者の入所前の職種と
修了後に就職した職種の例
修了時に取得できる資格
訓練に関する職種と仕事内容 任意に取得できる資格
就職率 修了後の就職支援・スキルアップ


当センターでは、訓練内容や指導方法に関する知識・ノウハウを有する講師陣が、受講する方々の確かな職業スキル習得をバックアップしております。詳細はこちら

訓練の概要(訓練により習得できる技能等)

電子回路は、日常生活のなかで使われるテレビや洗濯機、エアコンなどの家電製品、自動車・・・玩具にいたるまで様々な製品に内蔵されており、私たちの生活において欠かせないものとなっています。
回路の組み立てや測定器の使い方、ハンダ付けなどの技能を身につけるとともに、電子部品の活用法、応用回路の製作実習をとおして「ものづくり」に必要な基本技術を習得できます。



訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像
  1. 電気理論や計測器の取扱い法を理解し、基本的なアナログ回路、ディジタル回路の設計・製作ができる。
  2. 各種デバイスを用いた応用回路を理解し、アナログ/ディジタル混在回路の設計・製作ができる。
    訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像

総訓練時間

648時間


1ヶ月毎の訓練到達目標

1.「電気・電子回路」
1.「電気・電子回路」■内容
電気理論についての理解を深めるとともに、計測器の取り扱いや半田付け作業等、回路技術者に必要な技能・技術を習得します。

■項目
・電気回路基礎
・測定器利用方法
・回路製作



2.「アナログ回路基礎設計技術」
2.「アナログ回路基礎設計技術」■内容
各種アナログ素子の特性を理解し、アナログ回路の基礎設計手法及び関連知識を習得します。

■項目
・アナログ素子(ダイオード、トランジスタ、オペアンプ)の種類と利用方法
・回路シミュレーション


3.「ディジタル回路基礎設計技術」
3.「ディジタル回路基礎設計技術」■内容
ディジタル素子およびディジタル回路の基本技術を習得します。

■項目
・ゲート素子
・エンコーダ
・デコーダ
・データセレクタ
・フリップフロップ
・カウンタ


4.「アナログ応用回路設計技術」
4.「アナログ応用回路設計技術」■内容
各種アナログ素子を用いた、応用回路の設計・製作技術及び関連知識を習得します。

■項目
・発振回路
・電源回路
・無線通信技術
・インバータ回路技術


5.「ディジタル応用回路設計技術」
5.「ディジタル応用回路設計技術」■内容
PLDを用いたディジタル回路設計を通して、論理回路設計の基本、ハードウェア設計記述言語によるプログラム等に関する技能及び関連知識を習得します。

■項目
・PLD基本設計基本
・回路図入力
・テキスト入力
・回路検証


6.「応用課題」
6.「応用課題」■内容
今までの訓練で習得した技術を使用し、制御装置におけるプログラミング、入出力回路製作、実装等を行います。

■項目
・応用課題





受講要件

過去の経験等
・一般的なパソコン操作ができる方
  (文書作成、表計算、インターネット検索など)

事前に習得していることが望ましいスキル
・オームの法則、三角関数(sin、cos、tan)

各訓練科共通要件
・再就職を目指し、職業訓練の受講に強い意欲のある方
・就職を目指す職種と志望訓練科(内容)とに整合性がある方
・心身ともに職業訓練の受講に支障がなく、協調性のある方




受講料

無料です。
ただし、テキスト代として8,000円程度は、実費負担となります。



受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

(前職)   (修了後の職種)
・自動車整備士  →  ・FPGA回路設計技術者
・回路評価業務  →  ・電源回路設計技術者
・アプリケーション開発  →  ・組込み機器開発技術者
・販売店店員  →  ・回路評価技術者、電子回路組立技術者




訓練に関する職種と仕事内容

主な職種
(1) 電子回路設計・開発技術者
(2) 半導体技術者(LSI設計技術者)
(3) 基板設計技術者

(1) 電子回路設計・開発技術者の仕事
家電製品は、電子回路のおかげで自動的に動いてくれます。この電子回路を考え、設計し、製作することが電子回路設計・開発技術者の仕事です。電子回路設計・開発技術者は電気製品のメーカーからの依頼で、電子回路を開発する場合と、独自に開発をして、メーカーに提案する場合とがあります。また携わる回路は、製品全体の設計・開発から製品の一部分の設計・開発まで様々です。どの場合も、メーカーの担当者と、開発する製品のサイズや性能の他に、納期やコストなどについても合意して開発にあたります。

(2) 半導体技術者(LSI設計技術者)の仕事
半導体はチップやLSIなどの基板に大量に組み込まれて、コンピュータから電子レンジ、冷蔵庫、電気洗濯機にまで使われて、電気製品の小型化、高性能化、多機能化に役立っていますが、さらにすぐれた性能の半導体を開発するために働くのが、半導体技術者の仕事です。半導体技術者は、様々な電気製品のメーカーからの依頼で、半導体を開発する場合と、独自に開発をして、メーカーに提案する場合とがあります。どの場合も、メーカーの担当者と、開発する半導体のサイズや性能の他に、納期やコストなどについても合意して開発にあたります。

(3) 基板設計技術者
家電製品は、電子回路のおかげで自動的に動いてくれます。この電子回路はさまざまな部品で構成され、部品は中で適当に置かれているのではなく、「基板」に載せられます。基板の上のどこに部品を配置するか、配線をどのようにするか、どのような板を使うかなどを考えデザインするのが基板設計技術者の仕事です。基板設計技術者は電気製品のメーカーからの依頼で、基板を設計・開発する場合と、独自に開発をして、メーカーに提案する場合とがあります。


職種との相性(こんな方に向いている!)
ディジタル回路設計・・・パズルゲームなど論理的思考が得意な方
回路評価・・・・・・・・決められた業務を確実にこなすことができる方、辛抱強い性格
組込み機器開発・・・・・ソフトウェア開発の経験があり、ハードウェアに関する知識を必要とされている方


訓練により就職可能な主な仕事
回路評価業務
HDLによるディジタル回路設計業務
電子機器製造業務
組込み機器開発業務


求人票に記載されている職種名


就職後の仕事例(求人票より)



就職率

75.0%(平成25年度実績)



修了者の主な就職先例

・福島電機(株)
・アエロエンジニアリング(株)
・(株)キュー・アイ
・(株)システックリサーチインク
・(株)東京技術研究所  他



賃金情報

給与総支給額(月額) :未経験者
約17万〜約25万



訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

修了生の方は、電気・電子分野各方面の製造分野で幅広く活躍されています。
過去の修了生の例をあげると、事務職から電子エンジニアとして就職した方、情報系プログラマからカーナビ設計開発者、または制御系プログラマとして就職した方、機器組立作業員から回路設計者として就職した方、情報系システムエンジニアから電気・電子製品設計者として就職した方、機械技術者から回路設計者として就職した方、一般営業から技術営業(電気・電子・機械の部品、製品の営業)として就職した方がいます。
いずれも就職後、引継ぎ、見習い期間等を経て半年〜2年ほどで上記職種に従事しています。



修了時に取得できる資格

特に関連する資格はありません。



任意に取得できる資格

特にありません。



修了後の就職支援・スキルアップ

就職支援
修了時未就職の方々に対しては、修了後も求人情報の提供等の就職支援を行っています。

スキルアップ
就職後、スキルアップのために当センターで実施している能力開発セミナー(有料)の受講ができます。
また、就職後においても新たな職業能力の開発及び向上に係る相談・支援を行っていますので、お気軽にご相談ください。




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